エントリーシートの書き方 履歴書編(1)
「履歴書だけでは企業側もその学生についてよく知ることが出来ない」
まず前提として、このことは理解しておいてください。
履歴書などを見て、その記入欄の小ささを考えれば、それだけで人を判断することが難しいのはわかりますよね。
そこで重要になってくるのが、履歴書に書いたことについて面接で質問された時のために、どう答えるかという準備をしておくことです。
―履歴書『学生時代にうちこんだこと』の事例1―
私は大学1年の頃からNPOの活動に打ち込んできました。そのなかで「障害を持つ人々と同じ視線で考えること」と、「彼らは私達と同じように友達を作り遊びたいという気持ちがある」ということを私は学びました。
この文章はややもすれば、小学生の作文のような雰囲気もあり、あまり説得力があるとはいえませんね。
しかし問題は文章そのものよりも、面接官がこの文章について質問をしてきた時にどう答えられるかということにあります。
たとえば面接時にどのような質問をされるのでしょうか?
考えられるものをいくつか挙げてみます。
- なぜNPOの活動に打ち込んできたのか?目的意識は?
- 具体的な活動内容はどんなものだったのか?
- 「障害を持つ人々と同じ視線で考えること」を学んだとあるが、もっと具体的にはどんなこと?
- なぜ「障害を持つ人々と同じ視線で考えること」そういう学びにいたったのか?
- 「彼らは私達と同じように友達を作り遊びたいという気持ちがある」と感じたのはどのような経験からなのか?
- 「彼らは私達と同じように友達を作り遊びたいという気持ちがある」のは当然のことではないか? 先入観を抱いていたのではないか?
- ここで学んだことは弊社の仕事の中でどのように活かすことができるのか?
- こういった活動にやりがいを感じるのであれば、営利を追求する企業より本当は福祉施設などを志望しているのではないか?
- この経験から他にはどんなことを学んだか?
- 健常者と障害者の関わりや、バリアフリー社会などについてどのような意見を持っているか?
たった200字程度の文章に対して、10個も質問が出てきましたね。これにきちんと答えられるかどうかが重要です。
履歴書の文章とは書き上げた時が完成ではない。
面接での質問を想定し、その答まで用意しておくことがポイント!
覚えておきましょう。






